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牢记核心词

学习得礼盒

2000年全国考研日语真题和答案

2013-08-16 19:17:34来源:网络

  (一)(12点)

  「勤勉こそ美徳である」という言葉は、21世紀には死語にしたい。「心豊かに生きることこそ美徳である」という言葉をそれに代えたい。

  これまで日本人はよく働く国民であると世界的に評価されてきた。ところが、最近は(51)事情がだいぶ変わってきた。 働くことだけに一生を費やしてしまう日本人は「働きばち」とたとえられ、非難の対象にさえなっている。もちろん、「働きばち」にも(52)言いわけ がないわけではない。狭い国土、高い人口密度、乏しい地下資源。日本という国が生き延びていくには、とにかく働くしかなかったのである。これを支えてきたのは勤勉以外の何ものでもない。

  しかし、そうは言っても、世の中というのは常に動いている。20世紀の日本と21世紀の日本が同じはずはない。勤勉さのお陰で物質的に恵まれた日本は、そのことを土台にして新しい方向へと進んでいかなければならない。(53)というこれまでの考え方は、当然、反省さらなければならないし、働きさえすればあとはどうでもいいという思想も改めなければならない。たとえば、過労死の問題。人間は生きるために働くべきなのに働いたために死んでしまう人がいる。何かを変えなければならない時に来ているのである?

  そこで考えられるものの一つがコンピューターである。コンピューターという言葉を聞いただけで何か難しい、面倒くさいというイメージを持つ人がいるが、そういう人に会って話を聞いてみると、たいていこれまでの考え方を変えずにコンピューターを頭から嫌っている。これまでの考え方というのは、もちろん「勤勉こそ美徳である」という考え方である。なぜコンピューターを使うのか、その最も大事なところがきちんと理解されていない場合が多い。つまり、仕事をこれまでよりもたくさんするためにコンピューターを使うのだと考えている。しかし、(54)これは大きな間違いである。 間違いと言って悪ければ、改めるべき習性と言ってもいいかもしれない。

  私は長年、コンピューターの開発に努めてきたが、(55)。まったくその逆である。少しでも皆の仕事量を減らそうと思って努力してきたのである。コンピューターの最大の利点は仕事にかかる時間を短縮するということである。たとえば、これまで二日かかった仕事が、コンピューターのおかげで2時間ですんでしまう。利用者はこの点をもっとよく考えてほしい。あとの時間はすべて遊べとは言わないが、少なくとも何時間かは仕事以外のことに使えるはずである。その何時間かをいかに豊かに使うかに、これからの(56)日本がかかっていると言っても過言ではないのである。

  51、下線51に「事情がだいぶ変わってきた」とあるが、これはどういうことか、次の中から最も適当なものを一つ選びなさい。

  A、よく働く国民の一生の過ごし方が変わった。

  B、世界の日本人に対する見方が変わった。

  C、働くことに対する日本人の意識が変わった。

  D、日本人の働きすぎという評価が変わった。

  52、下線52の「言いわけ」とは、どんな言い分けか、次のなかから最も適当なものを一つ選びなさい。

  A、働かなかったら日本は生き延びられなかっただろうという言い分け。

  B、働かなければ日本の国土はっ狭くなっただろうという言い分け。

  C、働かなければ日本は生き延びられなかっただろうという言い分け。

  D、働かなかったら日本の人はますます増えただろうという言い分け。

  53、(53)には次のどれが入るか、最も適当なものを一つ選びなさい。

  A、物質がすべて B、勤勉よりも物質

  C、物質よりも勤勉 D、土台がすべて

  54、下線54に「これは大きな間違いである。」とあるが、それはなぜか、次のなかから最も適当なものを一つ選びなさい。

  A、コンピューターの使い方を良く理解する前にコンピューターを使っているから

  B、コンピューターを使って少ししか仕事をしようとしないから

  C、コンピューターは一日2時間だけ使うものだから

  D、コンピューターの最大利点は仕事がたくさんできるから

  55、(55)には次のどれが入るか、最も適当なものを一つ選びなさい。

  A、使う人の仕事量を減らすために開発を急いできたのではない

  B、利用者に正しく使ってもらおうと思って開発を急いできたのである。

  C、使う人の仕事量を増やすために開発を急いできたのではない

  D、コンピューターの利点を理解してもらおうと思って開発を急いできたのである。

  56、下線 56に「日本がかかっている」ととあるが、この「かかっている」と同じ意味の「かかっている」を次のなかから一つ選びなさい。

  A、壁に美しい風景の絵がかかっている

  B、あの宝石には多額の保険がかかっている

  C、今度の計画には会社の将来がかかっている

  D、富士山には今日も雲がかかっている

  (二)(10点)

  履歴書に大学名を書かなくてもいいという企業が現れた。レコード業界トップのソニーである。脱学歴に踏み切った背景には、出身大学にこだわらず、個人の能力を思う存分に伸ばすという社風がもとからあった。同社は創業21年で、若手グループの力が、有能な若いアーチスト(芸術家;能工巧匠)を大量にここの世界に送り出してきたという実績を持つ。ヒットを生むアーチストを見抜くには、学歴など何の役にも立たない。どこの大学を卒業したかではないのだ。若者たちが何を求めているのか、そして、彼らが一体、世の中に何を問いかけているのか、(57)それら を確かにつかむ先見の明がこの会社にはあったのだろう。

  「A」大企業に就職すれば年功序列で、特にミスをしなければ生涯安泰に暮らすことができる。いわゆるブランド志向がまかり通っていた。しかし、そのブランド志向もいずれ影をひそめるに違いない。

  「B」就職を目の前にした新卒の学生たちは、ブランドや給料よりはむしろ、やりがいのある仕事、充実感を覚える仕事への意識を強めている。気に入らない仕事はしたくないという若者が増えている。

  「C」一方、学歴に対する企業の意識もかなり柔軟になっている。ちなみに、「日本の100社'89」(日本経済新聞社)のトップインタビューによると、期待される人材として、「世界を相手にする気概と体力のある人」「国際化に積極に挑戦する人」「やる気十分の人材」「覇気のある若者」「個性を発揮する創造的人材」「有言実行型」「チャレンジ意欲のある若者」「他分野に挑戦する活力ある人間像」「若おじん(缺乏朝气的年轻人)はだめ」「信念と行動力の人」「好奇心と執着心のある人」「大胆な発想のできる人」「アイデアマン」などとなっている。企業自体、出身大学よりも個人の能力や個性に重点をおく採用方針へと転換しているのが現状である。企業は社会の動静に鋭く対応する姿勢を見せている。

  「D」(58)、依然として有名大学へと進学希望者が殺到している。脱学歴社会へと変貌している現実を知ってか知らずか、学校や世の母親達は、より偏差値を上げなければと、子供たちの*をたたく。悲鳴を上げている子供たちの声が(59)かれらには届いていない。その圧力に耐えかねて非行に走り、自殺に追い込まれている子供たちがあわれである。

  脱学歴社会は着実に進んでいるのだ。偏差値だけで人間を判断しない社会になりつつある。人の気持の分かる、人間的に豊かな若者こそ21世紀の担い手になるだろう。


本文关键字: 2000年 全国 考研

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