2025考研二外日语练习：料理からの感性

　　2025年考研备考进行中，很多考生都在紧张的复习着，为了帮助大家能够更好的复习，小编为大家整理了“2025考研二外日语练习：料理からの感性”，希望能给同学带来帮助。

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　　日頃、レシピを見ながら料理を作る経験(→習慣)はある(だろう)か。例えば、「豆を熱湯に入れて2～3分ほど茹でて、冷水にとる」という指示が書いてある(とする)。しかし、多くの場合、レシピに従って(作っても)、必ずしもうまく茹で豆をつくる(→作れる)とは限らない。うまくできないのは(→理由は)、豆はいつも同じではないからだ。それでは(→なので)、おいしく茹でようと思うなら、五感をフルに活用し、目を凝らし、集中して豆を茹でることこそがコツだと思う。

　　私が豆を茹でる時、目を見開いて豆の色の変化に注意し、「どうかな」と思えば、指で触って硬さを確かめ、「そろそろかな」と感じたら、少し食べてみて、「ここぞ」というタイミングでパッと水にとるのだ。緑滴る茹で豆を見るたびに、まるでカーテンを引いて春早朝の光が差し込むように、気持ちは(→が)なんとなく明るくなる。

　　できるなら、レシピには「豆は一生懸命茹でるべきだ」と書いてほしい。食材に対する真剣さと調理法の簡素性にこだわるという料理への悟りは、自分の料理経験からだけでなく、日本料理から湧いて出る感銘によるところもある。

　　伝統的日本料理は「和食」とも呼ばれる。和食は、通常正式の名前(→名称)はない。日常の家庭料理は四季折々の食材と調理法の組み合わせだけだ。だから、「素材を活かす」ことが和食の極意とも言える。調理法では、素材の持ち味を殺すことではなく、できるだけ元来の味を保ち、引き立てようとする。それは豊かな自然に寄り添うように暮らしてきた日本人の「思い」(である)。豊かな恵みを与えてくれた自然への感謝の気持ちは、調理法だけでなく、食事の形や周囲との調和などを通して、現代の日本人の生活に残されていると思う。

　　しかし、近年、「料理はクリエイティブであるべきだ」という思いを見せつつある。現代社会において(は)、独創性や創造性が重要視される。それに従って、和食には創造性が欠くのではないかという疑問を抱く人も多いそうだ。私にはその指摘に(は)なかなか同感できない。もし、創造力への追求を「人間存在の創造的進化」になぞらえたら、和食の底に流れている極意は「人間存在の創造的進化」と言ってもよいと思う。

　　そのように考え始めたきっかけは、常日頃の忙しさからなかなかできない。(→そのよな考えは、常日頃の忙しさからではなかなか体感できない。)静かにして(→静かな)心を持ってこそ、料理の中に潜んでいるものを感じ取ることができる。私は大学四年生の初めから、一人暮らしを始め、一日三食はすべて自分で支度し、日々の食生活の中で、料理に対する自分なりの感銘を受けている。日々同じなことの繰り返しの中に、ささいな変化を見つけ、ありふれたことに少し変化をつける。そう考えて(→考え)始めると、私は絶えず変化していくものに対して、極めて敏感になる(→なっていると言える)。

　　方丈記の冒頭文には、「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、よどみに浮かぶうたかたのかつ消え、かつ結び、久しくとどまりたるためしなし」と書いてある。日本文化の美意識は、生まれたての「きよらかなもの」から、「ほろびやすきもの」まで、とどまらぬところに向かうのだと思う。私は日本文化の代表の一つである和食から、日本文化の美意識をしみじみと感じる。時間を止めて大いにご馳走を楽しむことではなく、流動性に富む時間の中でささいな変化を深く見つめるところからよく現れることこそ、私なりの料理への感性(→料理に対する感性である)。

　　料理をするとき、レシピから離れ、自由にお試しください(→試してみてください)。「心」という誰もが持っているセンサーを利用して(みて)ください。常に変化するものから、自分なりのゆとりを楽しんでください。

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